〝優しい〝を履き違えて幸せになれない人の特徴
誰に対しても〝いい人〝は誰かにとっての都合の〝いい人〝になる
どうも、げんぽんです。
さてさて、空いた時間や休日は自分の好きな事をして過ごしたい私です。
しかし急に仕事場の上司から追加の仕事や同僚からの頼まれごとを頼まれたりしますよね?
疲れているものの他の用事がない限りは断る勇気なんかない。。。
実際は私もそうでした。
あまり親しくない友人の頼まれごとを引き受けてしまったり上司のお誘いを断れず生産性のない日々を送っていた時期があります。
私の友人も同僚や上司、友人の困りごとを断れず悩んでいましたね〜。
しかし勘違いして欲しくはないのですが、
優しくて思いやりのある人は素晴らしいことです。
そうゆう人はあまり多いわけではないですしね・・・
ただいつも〝いい人〝でいることを意識してしまうがあまり他人の期待に答えようとし過ぎてしまうことは自分にとっても相手にとっても良くならないことだってあるものです。
つまり、自分が幸せになるには他人への優しさにも限度があるものです。
今回は他人に優しくし過ぎて幸せになれない人の特徴をまとめて行こうかと思います。
他人の問題に対して責任を感じてしまう人
例えば、
友人から問題を共有されたとします。
そんな優しいあなたは頼まれもしないのにその問題に対して「何とかしなければいけない」あるいは「何とかしてあげないと」と顕在意識の中で考え始めます。
(この例は男性の方に当てはまる方が多い傾向にあるようです。男性脳と女性脳の違いです)
しかしそれらを優先し過ぎてしまうが故に自分がやるべきだったこと、やりたかったことが中途半端になっていたりしませんか?
実際に以前の私は仕事場でも同僚や部下からのお願いや頼まれごとを優先し過ぎてしまい結果的に自分の仕事が中途半端になってしまい過度な残業を繰り返していました。
もちろんそうすることで相手との信頼関係を深めることができるかもしれません。
しかし一旦冷静になって考えてみましょう。
そもそもなぜ自分のやるべきことまで置き去りにして他人に尽くしてしまうのか。
それは他人の役に立ちあなたが必要とされて重要な存在だと認識したい所にあるのではないでしょうか。
だけど、自分の行動の責任は自分にあります。
他人の問題を解決しながら自分の課題も解決するという器用なことはなかなかできないものです。これは勉強が必要です。
それで自分が「やりたかったこと・成し遂げたいこと」ができなくなってしまうのでは元も子もないですよね。
あくまで心に留めておきたいのは、
大切な相手でもない限りは、相手を幸せにするのはあなたの仕事ではないのかもしれない。という所です。
他人からの承認を求めてしまう人
とはいえ他人から好かれたいのは当然の心理ですよね〜。
人から信頼を受けて他人から必要とされ自分が相手にとって特別な存在でありたいと思うのは当然といえば当然だと思います。
その為にあなたは他人を必要以上に喜ばせようとし感謝されて受け入れられるように努力します。
しかし、時にこの欲求が自分の「信念・願い・原理・原則」を置き去りにしてしまい他人の期待に答えようとしてしまいます。
そして他人の意思に必要以上に同調します。
こうすることで他人からの承認を得ながら黙って同調し自分の意見があるにも関わらずそれに合わせようとするのです。
仕事場や友人とのコミュニケーションでいつも周りに合わせてしまうと自分の気持ちをわかってもらうことは出来ません。
また優しい人は次のような傾向にもなります。
他人との対立を避けてしまう人
誰も他人とは口喧嘩したくないし言い争いはしたくないですよね。
ですが、他人との対立が必要な時もあります。
こうすることで、お互いを知るいい機会になったり信頼関係が深まったりもします。
決して、「他人と言い争いをしろ!」とは言っていません。
大事なのは、もし他人と言い争いになりそうとなった場合あなたがどう行動するかです。
対立を避けてしまうことで他人の考えを理解することができなかったり自分を知ってもらう可能性を失ってしまうことが一番の問題です。
それを否定してしまうと他人との繋がりはただの上辺だけの関係になってしまいます。
望ましいのは相手の意見に同調するのではなくお互いが理解しあえる関係が一番良いのです。
なので時には相手の意見を受け入れそこにあなたの見解を述べられる関係を築いていくのがいいのかもしれません。
困った人を惹きつけてしまう人
優しい人の周りには同じく優しい人が集まってくる・・・訳でなないです。
当然ながらあなたの周りの人は多種多様な方がいるはずです。
そして自分の人生の中で困った人、不幸な人を惹きつけてしまうのはなぜだろう?と思ったことはありませんか?
それはあなたが〝いい人〝でいすぎている傾向にあるのかもしれません。
自分が他人を助けたり、手伝ってあげている相手にも関わらずいざ自分が困った時は何もしてくれないことがあります。
誰に対してもいい人でいるあなたは自分が困った時に助けてくれない友人や同僚を惹きつけてしまっている可能性があるのです。
そういった人は他人を操作してくる傾向にあります。
主な特徴としてあなたの承認欲求を利用してきたり同情を誘ってあなたを利用してきます。ずる賢い人がいるのです。
すぐ謝ってしまう人
自分のミスや本当に悪いことは謝るのは当然です。
しかし自分の責任ではない場合でも人に謝ってしまうの人がいますよね。
その理由は他人の問題に対しても自分の責任だと思ってしまうからです。
たとえ自分がコントロールできないことに対しても責任を感じてしまいます。
これが当てはまる優しい人は
優しくすることの本当の意味を理解できていないかもしれません。
しかし人はいくら勉強しても他人の心を読むことは出来ません。
なので自分の意思や感情を言葉や行動で共有するしか相手との信頼関係を築くことは出来ないのです。
自分の感情を一旦認め他人に共有するのは怖いかもしれない。
「否定されたらどうしよう」
「バカにされたらどうしよう」
と不安になるからだと思います。
ですが他の人の欲求や期待を中心に人生を歩んでいくと自分自身がいっぱいいっぱいになってしまいストレスを抱える原因にもなってしまうのです。
なので他人の役に立ちたいのであれば自分自身も気遣いましょう。
そこから初めて他人に対して健全な関係を築くことができると思います。
じゃあどうすればいいの?
繰り返しになりますが、
優しくて思いやりのある人は素晴らしいことです。
ですがそのウェイトが大きければ大きいほど自分の人生をお座なりにしてしまいます。
そうならない為にもたくさんの方法があります。
相手とのボーダーラインを引く
相手との健全なボーダーラインを引くことで自分の時間を作れるようになります。
また、そうすることで断る勇気も出てきたりします。
他人に自分の感情や優先順位を無視させないようにしましょう。
その為に・・・
自尊心を改善させる
他の人があなたをどう思うのかは意外と重要ではないです。
自分に対しての評価や自身が低い場合、他人からの承認を求めて必要以上に気を使ってしまいます。低い自尊心は不安や恐怖を植え付ける原因にもなるからです。
なので、どんな小さなことでもいいので自分を褒めてあげるのが大切です。
新しいことに挑戦し自分の可能性を高めていきましょう。
上手くいかなかったとしても悪いところばかりに目を向けず少しでもいい方向に考えてを向けていく癖をつけましょう。
「楽しまずしてなんの人生ぞや」 吉川英治 (日本の小説家 / 1892~1962)
WINWINな関係を築く
お互いが対等な関係を築く為にギブアンドテイクを意識しましょう。
例えば友人から「車貸して〜」と頼まれたとします。
そしたら「いいけど帰りにマック買ってきて♪」とお願いすればいいと思います。
逆の立場でも同じです。こうすれば相手に罪悪感を植え付けることもないですしね。
まとめ
優しい人の幸せになれない理由を書いていきましたが、
なぜこの記事をおこしたかというと以前は自分をそうだったからです。
優しいのか・・・どうかはさておいて
週末に仕事が終わって「さあ帰って休むぞ!」と思った矢先に別の仕事を頼まれて帰れなくなったり、その次の日には友人からのお願いをい頼まれ夜には接待にいったりと・・自分の時間を送れなかったのです。
もちろんそれで信頼関係を深めるきっかけにはなると思いますが、自分を気遣ってあげれていませんでした。
そこから、相手に対してどこまで干渉していくのかを決めお互いに「WINWIN」な関係を築くように意識してから、自分の好きなことをやれるようになったと思います。
まあ、半分は自分に言い聞かせたような記事ですねw
他にも「こういったことが効果的だよ!」みたいなことがあればお気軽にコメントいただけると嬉しいです。
げんぽん